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2006年08月26日() [晴れ]

[Windows][IPv6] Windows XP でリモートデスクトップをv6で使う方法

皮肉なことに、フレッツ光プレミアム、v6アプリ及びフレッツドットネットいずれかを契約していると、手元にIPv6がくるようになった。これは、地域IP網内ではルーティングされているため、NATという制約が受けない。そこで、これに注目し、Windows XPを用い、IPv6で通信する方法を紹介したい。

Windows XPでは、netstat -an としたところで、3389番ポート(リモートデスクトップ)はIPv4でしかlistenしていない。そこで、netsh コマンドにあるportproxy機能を用いてやることにし、IPv6でアクセスしてきたのを IPv4のlocalhost:3389 にproxyとして動作させ接続してやることにより行う。

netsh interface portproxy add v6tov4 listenport=3389 connectaddress=127.0.0.1 connectport=3389 listenaddress=* protocol=tcp

上記のコマンドでIPv6:3389に接続してきたら、127.0.0.1:3389へ接続してやる事が出来る。portproxy add 「v6ov4」「v6tov6」「v4tov6」 を使用するに当たり、「IPv6 Helper Service」のサービスが上がっている必要がある。

正常にポートプロキシのパラメータが入っているか確認するには、以下のコマンドを実行し、以下のような結果になっていれば良い。

netsh interface portproxy show all
---
IPv6 をリッスンする:         IPv4 に接続する:

Address         Port        Address         Port
--------------- ----------  --------------- ----------
*               3389        127.0.0.1       3389

定義が不要になり消す場合は、

netsh interface portproxy reset
若しくは
netsh interface portproxy del v6tov4 listenport=3389

としてやれば良い。resetは定義されているのを全て削除されるので要注意。
netsh について詳しい解説は、 Microsoft TechNet インターフェイス Portproxy の為のNetsh コマンドというのがあるのでそちらを参照していただきたい。

これで、ホスト側の準備が終わったので、IPアドレスを控えておこう。

WindowsXPに付属するmstsc.exe(ターミナルサービスクライアント)はIPv6に対応していないので、
 - WindowsVista(リモートデスクトップ6.0)の環境から接続する
 - WindowsVista(リモートデスクトップ6.0)から必要なファイルを用意する
 - portproxyを使用して、逆にv4で繋ぐとv6でアクセスしに行く仕掛けを作る
となる。一番簡単なのは、WindowsVistaを用意する、だが、そう簡単にはいかないだろう。
そこで、再度portproxyを使用することにする。基本的なやり方はホスト側の準備と同じだ。
次のように実行するだけでよい。

netsh interface portproxy add v4tov6 listenport=13389 connectaddress=[ipv6address] connectport=3389 listenaddress=* protocol=tcp

[ipv6address]の部分は環境に応じて変更しよう。listenportは13389となっているのは、リモートデスクトップ機能が有効になっていると、既にポートが使用されているため、わざと違うポートに変更してある。

準備が整ったら、127.0.0.1:13389 と接続するだけで良い。

尚、リモートデスクトップ6.0からは、直接IPv6で接続できるので、リモートデスクトップ6.0(Vista等から)から調達し、接続してみたところ以下のようになった。

Torneo  『おおっ 凄い Port Proxy機能なんて有ったんですね。 勉強になりました。 』
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