VMWare ESX3i上で、ゲストOSとして、Windows2003Serverを動作させていました。
ここで、PacketiX2.0 VPN Server をインストールし、仮想HUBおよび、Bridgeしたところ、動作しなかったので調査してみたところ、VMWare側でのセキュリティーポリシーに引っかかっていることが判りました。
Bridgeしたとき、Windows2003SeverのIPアドレスが、10.10.1.11だと仮定し、クライアントPCから、PacketiX VPN Cluentから接続したとき、PacketiX VPN Server宛はパケットが届きますが、Bridgeした他のデバイスやサーバなどへは到達性がないという現象です。
解決方法としては、PacketiXでBridgeさせたい足があるインターフェース側の設定を次のように変更すれば問題ないようです。
VMWare ESX3iの構成→ネットワーク→仮想スイッチ→プロパティ→vSwitch→セキュリティー→ポリシー例外→無差別モード→「承諾」
すなわち、プロミスキャストモードに入って、他のMacAddressの通信(WinPcapなどをつかい、他のMacAddressからのパケット生成を行ったり通信した場合も同様)ができないということのようです。
ちなみに、Wiresharkなどは正しく動作し、パケットキャプチャなどができるため、ずっと不思議に思っていました。
上記のような設定変更を行う必要があるため要注意となります。
ただ、上記の設定を有効にすると、それなりにリスクがあることを理解して設定をしてください。
おそらく、想像できる範囲としては、ip/arp snoof などができてしまう可能性があるため、あまり好ましくない設定なのかもしれません。
それを防ぐために、デフォルトは拒否になっているのではないかと思います。
リスクを理解したうえで設定しましょう。
詳しく調べておらず、そらで書いている部分もあるので、ドキュメントを読んだ上で正しく理解した上で、設定変更をしてください(^^;
また、有効にすると、ほかの仮想マシンが通信しているパケットもやってくるため、Wiresharkやtcpdumpでパケットダンプをおこなうと、他の仮想マシンのパケットまで見れてしまうため、注意が必要です。