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わたしの日記は日々の出来事の鬱憤晴らしの毒だし日記がメインです。 相当病んでいます。くだを巻いています。許容出来る方のみのアクセスをお願いします。 また、この日記へのリンクは原則自由にして頂いても結構ですが、 写真への直リンクを張るのはご遠慮下さい。内容に関しては、一切保証致しません。
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2011年05月25日(水) [晴れ]

[Network][Server] 第1回 さくらの夕べ に参加してきたので、ツダったお!

さくらの夕べに参加してきて、ツダったログを写真付きでまとめてみたよ!
私もVPSのユーザなので、気になっていたので参加してきました。


 さくらのVPSについて〜さくらのVPS誕生秘話〜(田中氏):

田中社長による改めて、さくらのVPSについて〜さくらのVPS誕生秘話〜



余り外では話さないような事をお話しさせていただきます。



昔はこんな事言っていました。2009年5月。
VPSは劣化専用サーバだと。
そういうことで、VPSはやらないだと当時は言っていたのに、現在はニコニコとVPSサービスをやっている。
安値を追求するためにVPSをヤっても過当競争になるだけなので、やらない。
専用サーバで価格競争をした方が競争力を出せるという話をしていたが、蓋を開けてみると、同業者から偉く怒られた。。
二年前にいってたのに、1年4ヶ月後に、VPSサービスをはじめてしまった。早いなぁといわれたと。



なぜ、さくらインターネットはVPSサービスをはじめたのか?



4月1日のエイプリルフールネタで、とあるさくらのレンタルサーバというのをさせていただいた。
これは、とある科学の超電磁砲という小説とアニメがあって、とても特徴的なロゴをつくっていて、このロゴを生成するサイトを作ろう。といったのがそもそものきっかけ。
これは、個人的に作っていた。



これが非常に好評になり、Gigazineや秋葉ブログなどで紹介された。
このときはさくらのレンサバでやってた。
一瞬でダウンして、アクセス出来なくなった。
急遽、海外製クラウド(Amazon)を使用して、2009/12/24を乗り切る。というエピソードがあった。
VPSなんかやらないと言っていた半年後。
その後にやるとは思ってもいなかった。
Amazonをつかって、申込みして、直ぐに使える、オンデマンドでリソースが増やせる仮想環境の必要性を痛感した。
2010/4 Amazon第1回ユーザ会で、LTをした。
Amazonのユーザということで、Amazonの魅力を語った。
さらに、乾杯でAmazon万歳と乾杯した。




Good Bye さくらインターネット
現実に直面した。
さくらのレンタルサーバで使っているblogが重たくなってきたということで、Linodeへ移行した。
これは、2009/12/28

そのあと、専用サーバからもうつったと。2010/3。
レンサバの限界。個人サイトをちょっと越えたようなサイトでは限界。



2009年頃から、Intel-VTなどの仮想技術の普及、ホストサーバの性能向上、メモリがたくさんつめるということで、こういった理由から、2010年5月からさくらのVPSの開発を開始した。

今回のコンセプトは、専用サーバで十分出来るのではないかと考えているが、仮想化は非常に魅力的だと。
当社の中では、仮想化をつかっている社員がいると、ダメになるよとていのう活動をしていた。

実は昔からやっているさくらウェブは仮想化されているという状況がある。
実は、社内では仮想化をやっていて、仮想化も活用して、社員もよく分かってて、サービスをしているという状況がある。

では、どういうコンセプトにするのか。
キーワードとしては5つある。
性能、安定性、低コスト、機能、拡張性。

今回、機能と拡張性については、目をつぶる。
さくらのVPSで実現するものは、性能、安定性、低コストというのがキーワード。
ホスティングサービスをやっていると、どうしても、全てを追い求めてしまうという傾向がある。
機能ということでは、コンパネの充実、様々なIPを増やせるようにしようなどの要件が増えてくる。 拡張性といえば、ディスクを増やせるよう、シームレスにグレードアップなどの機能はコストに跳ね返ってくるし安定性を損なってしまう。
最初からサイズを決めてしまい、それの稼動率を90%-95%の高い稼動率で行うことによって、単価を下げる、性能を上げる、ダウンする可能性を低くするとうこと。有る程度割り切ってサービスをはじめたのがさくらのVPSのコンセプト。

たんなるVPSではなく、さくらのVPSなので、重要なキーワードとして、物理サーバを目の前で扱っているようなサービス。実際にディスプレイが使える、キーボードがつかえる、サーバの状況が手に取るように分かる。これらを含めてコンセプトとして考えていた。



利用件数は1万件こえたというのが3月。一昨日の時点で、15000件を超えた。



どれぐらいの方が利用しているのか、比率を掲載。


512Mプランが強力で、半分近く。実は、上位プランがこれほど売れるのは想定外。
どうしてもVPSといえば、1000円以下がキーワード。
あえて、上位プランをだしたとろ、意外だったのが、1Gが売れるのではないかとおもっていたが、1.5Gがよく売れた。

4Gがここのところ数週間で、大きい。
震災の影響で、サーバがなくなってしまったので、3/9にサービス開始したが、3月末から4月末まで、時販売休止。
事業的には1ヶ月休んだのにもかかわらず、非常に良い売れ行き。

ということで、田中さんの公演は終了です。


 開発者の加藤氏による「さくらのVPS開発者が語るここだけの話し」:

次に、開発者の加藤氏による「さくらのVPS開発者が語るここだけの話し」。 司会、進行は 横田氏の元に始まりました:)



司会、進行の横田(wslash)氏



笑顔の加藤氏




さくらのVPSのプランのおさらいです。



プランには、512MB, 1GB, 1.5GB, 4GB, 8GBとあるが、なぜ、さくらのVPSの1Gの次は2Gではなく、1.5Gなのでしょうか。それには理由があり、価格の階段のバランスがいいところ。当初の予定では、512MB, 1GB, 4GB, 8GB という話があったのだが、経営のところからあって、1.5GBを追加された。



階段上に売れていくと思っていたが、予想以上に上位プランの売れがよかった。

(横田さん): 4GB以上をつかっていたひとに、突撃質問。なぜ、4GB以上つかっているのか?
Ruby on Rail をつかっていると、 OOM Killer に殺されるので、4GBにした。



Q. KVM以外にもOpenVZ、Xen、VMWareなど様々な仮想化技術があります。なぜ、KVMを選択したのですか?
A. 実サーバに近い環境を提供するということで、完全仮想化の環境を提供するというのが主軸。

Q. 当初田中はXenを押していたが、なぜ、KVMになったのか?
A. 以前から完全仮想化を調査していたとき、完全仮想化の中で、FreeBSDを動かそうとしたとき、Xenは動かなかったのであきらめた。
VMWareも試してはいたが、有償物だった。無償ものもあったが、まともに使おうとしたら有償物になってしまう。
そういうわけで、残ったのがKVMだったという経緯があり、社内でノウハウがあったので、KVMとなった。また、FreeBSDが動作したから。




unixbenchの比較があるが、さくらのVPSはよいスコアを出している。
なんで、こんなにスコアが高いのか。(オフレコ話...)

# 私が以前、 「さくらのVPSの構成を妄想してみる」という記事を書いていたが、若干違うところもあったが、ほぼ答えはあっていた...w

Q. 結構スペックがあまっているのではないか、僕(横田さん)がプロモーションや営業の立場なら、もっと詰め込んでよ、といいたい。なぜ、詰め込まなかったのか?
また、さくらのVPSのパフォーマンスはどのように決定しているのか。
A. オーバーコミットさせたくない。一番パフォーマンスがでる状況にしたかった。
パフォーマンス劣化を起こしたくない。
収容数については、リファレンスに忠実にその環境で収容数をだしている。




一番おおいのは、再インストール、CentOS5x86へ初期化する



Q. CentOSはよくない噂がおおいが、さくらのVPSでは今後どうすることをかんがえているか?
A. 今のところまだわからない。



Q. さくらのVPSを利用している人は?
A. Firefox 40%、chorome 30% IE21%。リテラシーが高い人がおおい?

Q. (横田さん): iOSとか、コンパネにアクセスしたいひとがいます?
A. (7人ぐらい手を挙げた。田中さんも手をあげた。)
A. (田中さん): VNCコンソールが、iOS環境ではつかえない。使えるようになるといいなぁ。

Q. (横田さん): 皆さん、どのように利用していますか?
A. (blogでつかっているひと、5人ぐらい。)

Q. レンサバではなくVPSなのは何故?A. さくらのVPS20契約ぐらいしてるけど、ストレージの開発とか、ヤシマ作戦でつかったり、色々とつかっている。ブログ以外で使っていることがおおい。ブログはおまけ。(突撃質問回答者)

Q. Windowを使っている人はいますか?A, 3人ぐらい手を上げた。
A. ADサーバにしている。VPNはって、、、、、。

Q. (横田さん): さくらのVPS以外で契約しているひとがいますか?
A. (私とmiki_tさんが手をあげたら、きれいにスルーされてそこはいいからというかんじでいわれたw)



Q. さくらVPSへのアクセスが異常に遅くなる 件
A. TSOが有効になっていると、経路によっては、遅くなる。
さくらのVPS 回線遅延に関する情報のお知らせ

Q. デフォルトがrootパスワードログインで不安な件。
A. 素の状態で渡しているし、最初は電源OFFの状態
A. 不安のかたは、シリアルコンソールとかから




Q. お試し期間から、いつ正式サービスに移行できるかわからない 件
A. 帯域が2Mとか、解除がいつか、わからない。ということで、問い合わせがおおい。今だと、営業日の夕方に解除されます。
A. (田中さん): お試し期間の解除まで時間がかかる件は、来月くらいまでに解決したいと思います
A. 解除の通知がないので、いつかわからなくて、、、という声がある。改善してくださーい! ということで、来月あたり、改善するとか。しばらくご辛抱下さいm(__)mらしい
A. さくらのVPSの回線の品質の良さを売りにしていたが、お試しの帯域制限はヒドイ。という声も

Q. 帯域制限があって、お試しができないので、どっかにダウンロードして、速度を試せるようなところがないか?
A. ftp3.jp.freebsd.org を試してください。大阪に設置してある。
A. ダウンロード側についは帯域制限をかけていない(お試し期間中)登りは2M

Q. 振込わすれて、きえちゃったとき、何日猶予があるか?
A. 現在は3日ぐらい。ただし、保証はしません、ということで、目安に。

Q. さくらのクラウドはどうなってます?
A. 昨年のクラウドExpoでデモをした。ということで、デモ。
A. 2月か3がつごろから頑張っている。夏頃には使えるようにしたい。コンセプト的には、機能と拡張性を補完したかたち。安い方は厳しいので、さくらのVPSとあまりかわらないぐらいで。
クラウドではvirtio選択可能
さくらクラウドはインスタンスを大阪と石狩で選べる

Q. 今後の予定について
A. ファイアーウォール、 IPv6 カスタムOSのバージョンアップバックアップ、VMイメージバンク。
ファイアーウォールについては、今後予定されている。
IPv6については、早期に対応するべく対応。いつ頃? なるべく早い時期。
カスタムOSのバージョンアップ?Debianなど、新しいバージョンがでてる、Fedoraもでている。ちょっといま、停滞しているけど、、、、。対応も予定している。
バックアップ(VMイメージバンク)? やっていきたい

ということで、つづきの開発秘話については、後日掲載させていただきます。
間違ったこと書いていたら、コッソリご指摘下さいませ。コッソリと修正させていただきます。

ということで、さくらの夕べを話題にされているサイト他

ymkx  『 こんにちは、いつも拝見させていただいております。   第1回 さくらの夕べのイベントを終わってから知って、ショックを受けていましたが、ともちゃさんのこの記事を読んでイベントの内容がかなり把握できました、ありがとうございます! さくらの方のコメントが書かれていなくても、何となくどんなコメントをされたのかイメージ出来るというのは素晴らしいなぁ(自分の妄想だけかもですが)。  ああ、でも、やっぱり参加したかったなぁ、、、。  今後もこっそり読ませて頂きますー。』
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