さくらのVPSが大阪と石狩と選べるようになったそうで、さくらのVPSが始まった当初は東京(おそらく東新宿DC)、その後、震災の後は、大阪(堂島)がメインとなっていましたが、今度は、石狩が選択出来るようになったとのこと。
東京からみて、石狩までのレイテンシーは18ms程度。
大阪と比較するとおおよそ2倍程度遅延がありますが、東京から見れば九州と同程度。
ネットワーク的にも、OCN(AS4713)と直接接続しており、既存のさくらのバックボーン(AS9370,9371)と建前上は独立しているので、本当にDRなんでしょう。
内部的にはどうなっているか分かりませんが...
で、そういった条件の石狩が選択出来るようになったので、大阪と石狩、初期ユーザに限るが、東京と石狩といったDRが出来ると思います。
ちなみに、
バックボーンマップを見る限り、大阪とは直接eBGP peerでは接続されていないことになっているので、大阪と東京では、ほぼ完全に独立
*1
していると思われます。
ということで、価格据え置き、初期費用無料で、キャンペーンをやっているようなので、さくらのVPSをこの際もう一ついかがでしょうかw
お申し込みは
ここからできます。
ちなみに、サービス提供開始は、10月18日からとのこと。第一号にチャレンジ!
てことで、Ishikariロケーションの識別子は、
www1001ui.sakura.ne.jp(133.242.128.15) 〜 www4480ui.sakura.ne.jp(133.242.135.254)
www1001uj.sakura.ne.jp(133.242.136.15) 〜 www3480uj.sakura.ne.jp(133.242.141.254)
となるとおもわれる!
WHOISで調べた限りでは、2012/09/27 に割り当てがあったので、連続する区間として、133.242.128.0/19 あたりが今回のVPS範囲ではないかと予想出来る。
昨日、SSHなどが切断され、作業が中断された。
原因を調べたところ、一瞬、回線が切れていた事による物だった。
01:08:37 PPP.006: LCP CLOSING: state is open, closing upper-link, on FastEthernet0/0.1
01:08:37 PPP.002: NCP CLOSING: IPCP state is open, closing upper-link, on FastEthernet0/0.1
01:08:37 IP.021: Interface FastEthernet0/0.1, line protocol down
01:08:37 PPP.006: LCP CLOSING: state is open, closing upper-link, on FastEthernet0/0.1
01:08:37 PPOE.023: PADT packet sent, source 00:30:13:XX:XX:XX, destination 00:90:1a:XX:XX:XX, FastEthernet0/0.1
01:08:37 PPOE.030: Session stop, AccessCT address 00:90:1a:XX:XX:XX, SessionID 2594, FastEthernet0/0.1
01:08:42 PPOE.029: Session start, AccessCT address 00:90:1a:XX:XX:XX, SessionID 1997, FastEthernet0/0.1
01:08:42 PPP.004: LCP OPENING: state is open, opening upper-link, on FastEthernet0/0.1
01:08:42 PPP.001: NCP OPENING: IPCP state is open, opening upper-link, on FastEthernet0/0.1
上記について、インターリンクにBフレッツファミリーで○○県○○市で切断があった。同一回線で他のルータの他ISPのPPPoEは切断されていない。また、フレッツの工事、故障についてもアナウンスが出ていないが、何があったか原因を調べて教えてくれと問い合わせ。問い合わせてみたら、次のような回答だった。
内容を要約すると、朝一に問い合わせを送り、回答があったのは当日中17:16頃。上位回線に確認および接続ログ詳細に調査していると第一報の回答。
翌日15時前に、次のような回答があり、事実が発覚。上位回線(NTTPC/InfoSphere)にて、○○エリアを対象に回線工事が行われていた。それによって、その時間、ご心配をおかけして申し訳ないという回答。心配じゃなくて既存の接続中のSSHセッションが切断されるという事件があったということなのだが。
そのままだと、NTTPCとインターリンクの関係が悪いように見えて仕方がないので(事実は知りませんが)、次のように返信した。
本件について、なぜユーザ(キャリアから御社に対して含む)に対して告知が無かったのか、理由を聞かせてほしい。インターリンク側も把握しているのであれば、上位キャリアに問い合わせる事もなく、すぐに当日中の回答が出来たのではないか。そもそも把握出来ていないということ、上位キャリアに問い合わせて発覚したということは、体制に問題が有るのではないかという指摘をした。今のところ回答待ち。ま、いつものごとく、対応の経緯は公開。
(2012.10.12 追記)
で、本日早めの回答があったが、内容としては、影響範囲を確認し、インターリンクの顧客に影響があると回答があったため、メンテナンス情報に記載したとのこと。
そこまではいいが、事後だったら、それなりの一言はあってもいいんじゃないかと思ったが、気づいていないからいいのか、という感じのいつも通りのしれっと追加されているので、どうかとおもう。
まあ、このあたりは置いておいて、
インターリンク社と上位キャリア(NTTPC)の連絡体制の不備を認め、工事の影響範囲の共有、担当者との協議を重ね、連絡体制の強化を行うと回答。今後はこのようなことがないように対策しますということなので、様子を見てみることにする。
ま、安かろう悪かろうという感じではあるが、ちゃんと受け答えが出来る、調べてくれるので、そこは評価出来るのかなぁと。本当にひどいところだと回答ですらなかったりするからね。
サービスの品質は有る程度は重要だけど、普段の品質はそれなりに良くて満足していても、トラブル発生したとき、対応が曖昧だったり、不満があるとユーザは一気に解約するとおもうが、それなりの対応があれば、様子をみてみようと思うんだろうねぇ。あとはトラブルの頻度にもよるけど。許容範囲ならば、現状維持ってかんじで。
ただ、次回も同じような回答で、同じ事をやると、激怒してもっと晒すかもしれませんw。