HDDなど、サルベージする際に、LinuxマシンやFreeBSDマシンを使用することが多い。
そこで、FreeBSD環境で、WindowsXP等で使用されていたNTFS形式でフォーマットされたHDDをマウント、及びSAMBAなどで使用する方法を紹介する。
特に、何も考えず、mount_ntfs 等を行うと、日本語が化けて、適切にファイルへアクセス出来ないので、回避した方法となります。
前提条件及び環境
- FreeBSD9.1RELEASE amd64
- HDD: /dev/ada1s5
- mount先: /mnt/ada1
- LANG: ja_JP.UTF-8
NTFSでフォーマットされたHDDのマウント
$ sudo mount_ntfs -C UTF-8 /dev/ada1s5 /mnt/ada1
たった、これだけ。後は、sambaからアクセスさせたいときなどは、smb.conf に次のように書いておけばよいでしょう
display charset = UTF=8 unix charset = UTF-8 dos charset = cp932
あとは、普通にアクセスを行えばよし!
簡単でしょ。
詳しくは、
man mount_ntfs で!
ちなみに、mountコマンドには、charset の設定が出来るようなオプションは見あたりませんでした...
あと、fstabには、下記のように書けば良いらしいです。
/dev/ada1s5 /mnt/ada1 ntfs -C=UTF-8,rw 0 0
このあたりを詳しく解説されたサイト「
Windows領域の日本語ファイル名をFreeBSDで扱う」がありますので、参考に鳴ると思います。
尚、kernel再構築などを行わずとも、FreeBSD9.1R amd64環境では問題なく動作しましたので、併せて記載しておきます。