連絡が入ったのは俊徳道をすぎたぐらいのところ。踏切で車と車いすとの接触があったらしい。長瀬駅の近所で人だまりが出来ていた。
近鉄駅員かだれか路線を歩いていて連絡を取り合っておりました。 この前大阪駅であった事故(二次災害)のようなことにならなくて幸い。
@2003/01/18 1:13am 追記&修正
★ 毎日新聞より抜粋:
踏切事故: 車椅子の女性がはねられ死亡 段差で脱輪? 大阪ご冥福を…。
17日午後0時45分ごろ、東大阪市横沼町1の近鉄大阪線俊徳道3号踏切で、車椅子で渡っていた大阪市西成区の無職女性(38)が、名古屋発近鉄難波行き特急電車(4両編成)にはねられ、即死した。大阪府警布施署は、車椅子が踏切の通行帯から外れ、段差(約20センチ)で脱輪して転倒、はねられた可能性が高いとみている。
調べでは、踏切は道路幅3.1メートル、長さ8.4メートル。両側に歩行者や車の通行帯を示す黄色い線が引かれている。通行帯の外側部分は、踏切中央付近で急に狭くなって段差になっており、女性は踏切を西から東へ横断中、この段差のところで脱輪したらしい。仰向けに倒れている女性を近くにいた男性3人が見つけ、線路外に運び出そうとしたが、間に合わなかった。踏切には障害物検知装置がついており、高さ75センチ以上の人などに反応して電車の運転席に知らせる仕組みになっているが、女性が倒れていたため作動しなかったらしい。
近鉄によると、踏切には電車が通過した際の振動を防ぐため特殊なブロックが敷かれ、その上を歩行者らが通行しているが、踏切中央付近はブロックの切れ間に当たる。近鉄広報部は「通行帯を示す線はきちんと設けてあり、そこを歩行者や車が通るよう、誘導している。構造上の問題は特にないと考えている」としている。
女性は1人暮らしで、子どものころから足が悪く、この日も現場すぐそばの病院で診察を受けた後、事故に遭った。
井手将文・徳島大大学院助教授(福祉工学)の話 踏切には凹凸が多く、車椅子は不安定になる。狭い場合は対向する車や人をよけなくてはならず、危険な場面が多い。少しでも方向を変えたり停止したりすると前輪が横に向きやすく、線路などの溝にはまることも考えられる。早急に安全対策を進める必要がある。
[毎日新聞1月17日] ( 2003-01-17-23:13 )