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わたしの日記は日々の出来事の鬱憤晴らしの毒だし日記がメインです。 相当病んでいます。くだを巻いています。許容出来る方のみのアクセスをお願いします。 また、この日記へのリンクは原則自由にして頂いても結構ですが、 写真への直リンクを張るのはご遠慮下さい。内容に関しては、一切保証致しません。
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過去日記:





2011年09月05日(月) [晴れ]

[NTT] NTT RT-A300NE ワロタ そして、 ひかり電話@RT-S300Hi で遊ぶ会。

身辺整理の為に、取りあえずインセンの関係で契約したひかり電話を解約する前に、
検証目的でついでに契約して残していたんだが、電源を初めて入れてみた。
勿論、電源を入れる前に、ポートミラーを行って、パケットを眺めていたとき、
ARPの嵐が発生。

全IPスキャンしますかww

そして、製造はNECなのかな。OUIがそういっている。




さて、次は、ひかり電話を契約しているVoIPアダプタは、RT-S300Hiなので、そっちで実験してみることとしましょう。

そのままでは繋がらないので、PPPoEを2セッション使用しているが、仕方なく、PPPoEのセッションを開放してやると、次のようなパケットがみれた。



PPPoEで繋ぎにいってる。すなわち、PPPoEを2本使用していると、ちゃんと通信出来ないと言うことだ。

PPPoE NAMEについては、USER: guest@tk000155 / PASS: guest となっている。
これは、恐らく初期設定で回線種別やひかり電話の諸情報を得ている物だろうと考えられる。
すなわち、イニシャライズ作業だろう。
その行程で確認出来たDNS Queryについては、次の通り。

A add-con.mcas
A 10.139.75.42

上記のところで、ひかり電話の諸情報を貰っていると考えられる。
そう言うわけで、上記の行程が終わらないと、ひかり電話へたどり着かない。
すなわち、PPPoEを2セッション使用していると、いつまで経っても、電話が使えないと言うことだ。

次に上記プロセスを完了させると、次のようなパケットを捕獲した。



Destinationは、10.139.75.42:80 となっており、HTTPでおしゃべりしている。
実態を確認してみたところ、下記の通り。




POST / HTTP/1.1
User-Agent: M-CAS/1.0
Accept: */*
Host: add-con.mcas
Connection: Keep-Alive
Content-Type: application/x-www-form-urlencoded
Content-Length: 62

CompanyCode=&ServiceCode=&ControlCode=&TerminalID=001F67XXXXXX
HTTP/1.1 200 OK
Set-Cookie: BIGipServeraddcon_http=944474890.20480.0000; expires=Sun, 04-Sep-2011 18:20:48 GMT; path=/
Date: Sun, 04 Sep 2011 17:20:38 GMT
Server: Apache/2.0.52 (Unix) mod_jk/1.2.22
Content-Length: 456
Keep-Alive: timeout=15, max=100
Connection: Keep-Alive
Content-Type: text/plain;charset=ISO-8859-1

ResultCode=0000
ip_addr=172.20.XX.XX
netmask=30
gateway=172.20.XX.XX
dest_nw_addr=220.210.59.0/22&220.210.63.0/24&220.210.32.0/24&220.210.33.0/22
sipsv_addr=121.0.34.41
sipsv_port=5060
regsv_addr=121.0.34.41
regsv_port=5060
sip_domain=121.0.34.41
username=
password=
ip_tel_num=XXXXXXXXXX
area_code=XX
url_update=http://www.cpeinfo.jp/
url_update_cas=http://220.216.147.36:50080/verup/notify.cgi
dscp=32
rtpport1=5004
rtpport2=5035

上記のは、ひかり電話へレジストするための諸情報。
挙動はNTT西日本のフレッツ光プレミアム+ひかり電話と同じ構成になっているようだ。

勿論落ちては困るだろうから、ロードバランサーが入っており、BIG-IPが使用されているのが、Set-Cookieから分かる。

その後、guest@flets に接続(フレッツスクウェア)し、

verup-mcas.odm00015.flets
A 220.210.198.37

GET http://verup-mcas.odm00015.flets/download/fw/RTS300HI/PRRTRV-S3X0HI12020003.bin HTTP/1.1
User-Agent: M-CAS/7.0 (RTS300HI 4.02.0179; NTTEAST/NTTWEST)
Host: verup-mcas.odm00015.flets:80
Accept: */*

というパケットが観測され、Firmwareのダウンロードが始まった。

ま、最初からみておわかりの通り、HITACHI,AlaxalAのOUIが丸見えだ:)

詳細は後ほど書いてみるとしても、今回得れた情報をぐぐってみたところ、同じことをやっている人がいるのね。

そう言うわけで、リンクしておこう。

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[Internet] さくらの夕べ 第三回 〜さくらのクラウドをご紹介します〜

さくらのクラウドに参加してきました。
本日はプレス席を利用させていただきありがとうございました。



まずは、入ってみると手書きのホワイトボードでご案内。



次に受付で、@sakura_pr の中のお姉さんがクッキーを配っておられたので、ぱしゃり。

そういうわけで、本題。内容をLoggerってみました。

さくらのクラウドご紹介しますという、さくらの夕べ 第3回を開催。
進行は広報の櫻井さん。



 さくらの夕べとは:

司会からの挨拶およびアジェンダの説明。



元々は、さくらインターネットの中のひとと楽しくお酒を飲もうという会
それだけじゃあれだよねということで、いろいろなアップデートを行うということで、第三回のさくらの夕べが開催された。

いつもは、だいたい80名ぐらいの登録があり、当日キャンセルが20名ぐらい。
7割ぐらいで落ち着くのに、今回はキャンセルは8名ぐらいで、部屋が失敗。
なんとか納まってよかったよね。。。というかんじで、スタート。


 さくらのクラウドをご紹介します(田中さん):

さくらインターネット 田中さんより、ご紹介というか、デモを交えた紹介が行われました。

出る出るといいながら、でないんじゃないかといわれていたさくらのクラウドですが、今回ベータ版を公開させていただくことになりました。明日からベータ版公開ということで、今年の早いうちには正式版リリースしたい。

先週のことですが、大阪の方にいって、がんばってサーバのセットアップをして帰った。
60〜70台ぐらいセットアップしてた。当日設置アップが30台ぐらい。がんばってマウントして、何とか機材が用意できた。
全員分を入れるだけのサーバを用意できなかった。

昨年の11月。クラウドコンピューティングエキスポで出店。もうすぐ出るかのようにさくらのクラウドを話ししてしまったが、1年たったが、ようやく披露できるようになった。明日リリースのベータ版のさくらのクラウドを一足先にお店したい。

■コンセプト



なんのんへんてつもないIaaS型クラウドを圧倒的なコストパフォーマンスで提供する。
昨年の11月に話した通り。開発者思考のシンプルクラウドと名付けた。
IaaSってそんなに付加価値って必要なのか?とかねがね思っていた。
性能である、価格であるというところで、作った。その中で、IaaSで恥ずかしくないものを作っていく。

■ さくらのVPSで実現したこと

性能

同じ値段だったら、他社さんより早い。ずいぶんこだわった。
実はホストサーバを何回もいろんなベンチマークを使い、どの条件が一番早くなるのか、
早い中でも一番お客様がたくさん1サーバで使っていただけることを3ヶ月も4ヶ月も検証をした。

安定性

集約率を上げると落ちやすくなる。
最近は、メンテナンスでご迷惑をおかけしているが、計画外の意図しないダウンとか負荷とか、なるべく少なく。

低コスト

さくらのVPSは一番下のプランは1,000円を切りたいというのがあった。
上記のコンセプトを元にやってきた。

さくらのクラウドで実現する物



さくらのVPSで実現したことの他に2つ。

機能と拡張性。

事前に申請はいただかないといけないが、100台でも1000台でもシームレスに作れる。
それも、一瞬で作れる。一つのテンプレートで作れる。というコンセプトを目指していきたい。

性能

VPSより性能のよいサーバを現状では使用している。
価格というのは、VPSで培ったノウハウを生かしてさらに、価格と性能を追求したい。

その上で、拡張性の高いネットワーク。

なんの変哲のないクラウドという割には、ネットワークについてはこだわりがある。
クラウドの基本として、CPU、ストレージ、ネットワークなどがある。
ネットワークの自由度は非常に重要。
他のクラウドはネットワークの自由度がないというのが我々のイメージ。

20台サーバがあって、10台ずつ独立したセグメントがあって、インターネットとの境界にはルータがあって、物理サーバではよくある構成。オンライン上で、コンパネ上、クラウド上で実現したい。

お客様専用のネットワークを作れるようにした。

明朗会計型の料金体系

使った分だけではなく、使う分だけ支払う。

後からでないと値段わからないのではなく、事前にこれだけ使うから、ということで、ネットワーク帯域、ディスク容量、サーバ台数。それだったら幾らという機械的に決まって、後で料金的にぶれがないようにした。

利用開始時に金額がわかる。途中でサーバを解約すれば、日割りで計算される。
お客さん自身でアクションを行っていただく。それで、金額が決まる。

機能

APIが標準で提供される。
ベータ版では提供はできないが、標準でAPIが搭載されていて、コンパネ上でお客様に提供するAPIをそのまま使っているため、コンパネでできることはAPIでできる。
普通はAPIは、コンパネのサブセットとして作られているが、さくらのクラウドでは、APIの上にコンパネがある。


 さくらのクラウド デモ:

田中さんより、さくらのクラウドのデモをしていただきました。

画面を見ておわかりの通り、社長特権で、さくらのクラウド上で、 まどマギジェネレータが動いているようです。

まずは、新規サーバを作る様子のデモ。



初期で提供されているテンプレートとして、パブリックテンプレートがあり、現時点では、Vyatta Core6.2, pfSensem CentOS 5.6 32bit/64bit, Scientific 6.1 32bit/64bit が提供されています。
前画面にもありますが、そのほかISOイメージからサーバのインストールも可能となっており、現時点では、RedHatLinuxやWindowsServer、FreeBSD等は入っていませんので、インストールしたい場合は、ISOからインストールする必要があります。
聞いてみた中によると、ライセンスの問題やネットワークの自動構成のところがまだ仕組みができていないということで、現状のパブリックテンプレートには入っていないようです。



仮想スイッチというのがあり、ユーザ専用のSwitchがあり、複数台構成も可能なようです。
ゾーンが違えば、同一のSwitchに接続することができないので、接続したい場合は、ブリッジ機能を使用すれば、設定可能だそうです。



電源ボタンOFFを押したときの挙動で、ソフト的にシグナルを発生させ、シャットダウンプロセスが走るのがわかります。



テンプレートを作成し、複数ネットワークを使用した複数台構成のデモを行っていただきました。



画像ばかりで申し訳ないですが、ベータの画面の雰囲気は伝わったでしょうか。。。。


 さくらのクラウド 開発あれこれ(鷲北さん、横田さん):






コンセプトとして、サーバ、ネットワーク、ストレージの三つの要素。有機的に結合して、サービスとして見せるというのがさくらのクラウドの基本的な機能

クラウドの機能ということで、仮想のサーバ、仮想のネットワーク、仮想のストレージが提供される。
ベータ公開時でどのような機能を実装するかというと、次の通りまとめた。


サーバの管理

作成、起動、終了、リセット、コンソールアクセス(VNCで提供)、強制終了
リスト表示、名前の付与、タグ、アイコン設定、

ストレージ管理

作成、削除、スナップショットの作成、ロールバック、テンプレート作成

ネットワーク管理

仮想のスイッチの作成、削除、サーバの接続
Zoneを超えて、複数のスイッチと接続するためのブリッジ作成。

テンプレートの管理

今回のベータでできるコンパネの機能として、サーバ管理、ストレージ管理、ネットワーク管理をそろえた。


 質問大会:

Q. ストレージについて、お客様からどう見えるか?
共有ストレージとして、見えるのか、ローカルディスク(HDD)として見えるのか

ローカルディスク(HDD)として見える。
特別なインターフェースで見えるということはない。
追加のディスクについても、ローカルHDDとして見える。

どのようにして実装しているかというと、ホストの方で、NFSマウントしているだけ。あとはQEMUがよろしくやってくれている。



Q. 構成を変更したとき、別マシンにディスクをマウントしたくなるとおもうができるか?
スナップショットなどをとったときの扱いは?

付け替えについて
停止したサーバ、削除したサーバがあったとき、ディスクは残っている。
ディスクは、新しいサーバにつなぎ直すしてすぐに起動することができる。



Q. サーバダウンしたときは、ローカルで見えなくなるけど、どうなる?

コンパネ上では、ディスクとサーバのひも付けが見えている。
サーバがダウンしても、コンパネ上では見える。
他のサーバに接続すれば、他のサーバでそのディスクが見える。
ディスクのコピーもできるが、テンプレートを介することにより可能。



Q. v6対応については?

対応は予定している。
ベータについては、ごめんなさい。
v6については、いつ頃? →大久保さん?

大久保さん: 今の時点では、6rdでサービスをしているので、そちらを使用してください。
ネイティブ対応については、いつとはいえない。



Q. サーバの値段、価格については、どのあたりから課金されるのか?
確認するワンステップはあるのか?

課金については、ベータの時点では、無料で使用可能。現時点では、いろいろと使っていただいても、課金は発生しない。
正式版については、随時開発中なので、最終的にはどのようになるかは今説明することができない。
わかりやすいように、確認できるように設計しているので、必ず金額を確認できるようにしたい。



Q. ハイパーバイザー(HV)はKVMですか?

KVMです。
さくらのVPSで作っていて、実績がある。
私どもとしては、安定して動いている。
さくらのクラウドでは、KVM/QEMUをつかっていく。



Q. 仮想ルータや仮想スイッチは?
Vyattaは使用していないのですか?

仮想ルータにはVyattaは使用していない。
仮想スイッチの実装は、シンプル。
VLANをつかっている。内側でよろしくやっている。
ブリッジはタグを書き換えるようなイメージ。

仮想スイッチは有償になる予定。
ローカルスイッチのIPアドレスは、お客様でつけてもらう。
ローカル側は基本的に手動でやっていく。
ベータ中に、いろいろと意見をほしい。



Q. VMの可用性、SLAについての用意の予定は?

現時点では何も決めていないので、話せることは今のところない。
ホスティング、回線のサービスではSLAをやっているが、サーバのサービスでは難しいかなと考えている。
やるときは改めてご紹介したい。今の時点ではお約束できるような内容はない。



Q. APIについて、トランザクション型にしたい。もう少し詳しいお話を聞かせてください。

トランザクションといっても、サーバとディスクをつくって、ディスクのないサーバができないような、整合性のとれないサーバ作成はできないようにというのが前提で、詳細については現在協議中。

APIのサービスについては、必ずやる。しかし、ベータ時点では、まだ公開できない状況で、もう少しお待ちください。
今、状況としては、APIはデリケートなもので、セキュリティーの問題、バグの問題。
現在消せてはいけないリソースまでAPI経由で削除できてしまうバグなどがあるため、現時点では提供できない。



Q. ライブマイグレーションについては?

現在、随時制作中。
ハードルが高くて、まずは社内メンテナンス用に、実装できればなと考えている。
さくらのVPSについては、サーバのメンテナンスの際に、VMと一緒に落とさないといけないという問題がある。
とてもお客様にご迷惑をおかけしているところがある。メンテナンスの際には、我々の方でマイグレーションして、お客様のサービスに影響がないというのを第一目標にしたい。

お客様の方では最終的にはマイグレーションをできるようにAPIコミで提供したい。


Q. 海外について、グローバル展開とか考えているか?

エンジニア的には、リソースは翻訳可能なように分けている。海外に行きたいですねぇという気持ちを込めてやっている。 事業的には、海外というのは当然あるが、今後我々は石狩でやっていく。その後、東京、大阪というリージョンを求められることがあるだろうから、そのあたりをやっていく。それ以外の海外については、みなさんが買ってくれればやるだろうから、皆さん買ってください。


Q. 日本企業が海外から日本拠点を使いたいというのは?
それについては全く問題ない。




 最後に:

ベータがいよいよ開始ですが、全員にベータテスターのアカウントを出したかったのですが、3月に地震に地震がなかったらよかったのになぁ。東京から大阪に逃げたりしたが、大阪でも電力事情があり、数が少ないものしか用意できなかった。
是非使っていただきたい。実サービスに使用していただいてもかまわない。
いろいろとコンプライアンスはあるが、お守りいただければと。
何よりもフィードバックがほしい。
使い勝手や機能、どんなことがやりたいといった意見がほしい。



質問についても、受けたい。質問については、@ken_washikita , @Wslash に送っていただければ!


 懇親会!!:

お寿司にピザにお祭り(違)。
次回から、おつまみとかおやつも是非よろしくお願いします(とか贅沢をもの申してみるw)





最後に田中さんが、石狩DCの上空から撮影した現状のDVDの上映を説明されていましたが、撮影禁止!ということで、そちらはありません。今後PRビデオ等の作成の素材として使用されるそうなので、そのうち公開されるでしょう。。。。


  IaaS型クラウド「さくらのクラウド」について:

さくらの夕べの最中、さくらのクラウド特設サイトが開設されたようです。
IaaS型クラウド「さくらのクラウド」について

ということで、サービスに興味を持たれた方はこちらから。
さくらのVPS


 リンク:

もっと、ざっくりとまとめた内容を読みたい方は、 oko_changのインフラ日誌にまとまっていますのでそちらをどうぞ。

そのほか、有った物のリンク集:)

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