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2012年06月24日() [晴れ]

[Server] ファーストサーバの大規模障害について、他社クラウドサービスなどでのデータ損失で何も学ばなかったのか?

 ちょろっと先ほどTwitterにもつぶやいてしまったが、なぜこうなるのか。と果てしなく疑問に思う。
というのも、事業者側は事業者側で責任があると思うが、困るデータを一方的に預けて自分たちでバックアップを取らなかった利用者も悪いのではないかと。もちろん、バックアップが不可能というのであれば、それはそれでシステム的に問題があり、その事業者を信用するしかないが、何かしらで可能なのであれば、きちんと取るべきだと思う。(そういう意味でASPは怖いなとおもったりもする...)

 事業者側からすれば、もしも自分たちが提供しているサーバに異常があって、すべて失ってしまったとき、顧客に対して説明がつかず、困ることから、万が一の為にバックアップを取るだろう。ただ、原則ユーザに提供する物ではなく、自分たちを守るためにバックアップを取るのはよくあるのではないかと思う。しかし、それはそれであって、設計上二重障害は考慮しないという設計もまた多い。

 さて、前おきはこの程度にしておいて、なぜユーザはバックアップを取らなかったのか、そこが果てしなく疑問である。
今回対象となったサーバーの詳しい仕様は知らないが、FTPがあるので、少なからずバックアップは可能であったであろう。また、サイボウズなどは、記憶に寄れば外部データベース(MySQL)などは利用しなかったと思うので、純粋にファイルをバックアップを取っておけば大丈夫だったような記憶がある。そのほか、OSSを使用する場合は、MySQLなどを使用することも出来るが、こちらはSSHやTELNETが解放されていないので、phpmyadmin経由でバックアップになるだろう。さすがにそのようになると、一般ユーザによるバックアップは難しい可能性があるが、今回の話に限って話をすると、サイボウズのバックアップを行っておけばそこまで大惨事にはならなかった可能性が高い。
といっても、メールデータ、MLのアーカイブは失われるというケースは有りそうですが。。。

 外部の専用サーバやクラウド、VPSを使用する場合は、物理サーバを管理したくない、必要なリソースを割り当て大規模に即座に対応させたいといったニーズから、マネージドサーバ等は、物理サーバを管理したくない、管理出来る知識が十分にない、そういったところまで管理したくない、といったニーズがあり使用しているものと考えられる。それはそれで十分なメリットであり、否定する気も全くない。しかし、それとデータをバックアップを取るというのは別問題だ。データの保護までしてもらうというのはまた別問題だ。確かにデータバックアップというサービスはあるが。

 最近よく耳にすることとして、さくらインターネットの「さくらのクラウド」や NTTPC Communications 「CLOUD 9」 によるデータ損傷、また、Amazonでもそういうのがあったのは記憶に新しいだろう。少なくとも、ストレージ障害によるデータ損失の怖さは知っているはずだ。○○だから大丈夫というのは少なくとも無い。にも関わらずバックアップを取らずに、損傷して自分自身の首を絞めているのではないかと思う。

 少なくとも私は事業者が提供しているのは信用してないため、大事なデータはバックアップを取る、というのを行っている。ま、それはそれで、データの管理をする、バックアップサーバを管理するというコストはどうしても出来てしまう。そこも別事業者のサービスにデータをバックアップを取るでも良いだろう。たとえば、速度は気にしないので、やすいサービス(VPS)やamazonでも良いだろう。たかだか、外部のサーバーに置いている本当に大事なデータは限られているはずだ。

 まずは、そこから考え直した方が良いのではないかと思った一軒であった。

 ま、ファーストサーバはファーストサーバでなぜ、こういう問題があったのかというのは、それはそれで問い詰めるのはまあ致し方ないが、データのバックアップを取っていなかったのを理由に事業者に押しつけるのは何か間違っていると思う。

 ということで、バックアップデータの同一性の保証は難しいんですけどね。とりあえずでもいいし、ちょっと古くてもすべて無くなるよりは断然良いでしょう。という、一般利用者の戯言でした...

の。  『サービス提供者がバックアップを取得するのも著作権等の問題があるので、勝手に行うのは問題になりそうですよね。』
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