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わたしの日記は日々の出来事の鬱憤晴らしの毒だし日記がメインです。 相当病んでいます。くだを巻いています。許容出来る方のみのアクセスをお願いします。 また、この日記へのリンクは原則自由にして頂いても結構ですが、 写真への直リンクを張るのはご遠慮下さい。内容に関しては、一切保証致しません。
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2013年01月17日(木) [晴れ]

[DC] DCな人の夕べ 第3回

DCな人の夕べが始まりました。
司会は恒例のさくらインターネット株式会社 櫻井さん!


 Yahoo!Japanの最新DC魅せます! Yahoo!Japan/IDCフロンティア 社長室長 山中氏:


Yahoo!Japan/IDCフロンティア 社長室長 山中氏

Yahoo!Japanは国内のいろいろなセンターを使用しているが、なかなか見せてくれないと評判。


「新白河DCのここがイイ!」



新白河のデータセンターが昨年10月にオープンしたので、紹介させていただきます。
ということで、4点ほど紹介。



拡張性、ネットワーク環境、省エネといろいろとある。
一言で言うと、「郊外型と都心型DCの良いところ取り」
圧倒的拡張性。



センターの全容。航空写真で、このような感じ。今日現在の写真。~
あいているエリアにモジュールという建物を増床する。
コンテナのデータセンターの超でかくなった形。



1棟あたり、600ラック、最大6棟 3,600ラック@8KW分の用地を確保。
実はつとなりの追加の土地も
2号棟も建設中。今春できる予定。



管理棟は廊下とかオペレーションルームとか。

いつになったらこれだけ建つんですかね...
東日本の拠点としてやっている。

西日本の拠点として、「北九州DC」は、大きく育っている。
2008年開業し、すでに4棟完成。5棟も年内完成予定。1年に1棟の割合で建っている。
新白河のネットワークは東京の郊外並。


九州を作ったとき、ネットワークのレイテンシーが、悪く、もっさり、パフォーマンスが出ない。



東京〜白河 3.5ms
東京〜YIJ/IDCF(名古屋) 8ms
東京〜北九州15ms


東京がいいよね。となると、土地が高いなどいろいろとあった。
白河を作ったとき、3.11の前だった。日本全国だいたいどこにいっても、余りかわらないけど、東京電力って、夏場の電力が高い。
東北電力は、WikiPedia先生の情報によると、夏場は電気が余っているとかいていた。
電力会社は、夏場が一番単価が高い。夏に電力が余っていると言うことは、値引き?があるかもしれないということで、なるべく東北電力管内に作ろう。
だけど、ネットワークのレイテンシーは短くしたい。ということから、新白河となった。


超省エネ。たぶん、一番の見せ場。



空調消費電力は2種類あると考えている。
冷やす電力(温度を下げる)、冷たい空気を動かす電力。
空気の通る送風の抵抗を極小化。
狭い空間に大量の空気を流すには、パワフルなファンを回さないといけない。そうすると、電気がかかってしかたない。
なるべくゆったりした空間に、風のベクトルをかえずに、送ってやりたい。
ファンは極力使いたくない、ファンがあるから電気が喰うんだ。ということで、なるべく物理学の原理原則の最大活用。
マシンに頼るのは最終手段。


外気+ソーラーチムニー

煙突を使う。
外の空気を使い、横からいれて、あつい空気を上に抜く。

ホットアイルは吹き抜け。1階にいると、上が全部見え、ずーっと空気が流れ、煙突に抜けていく。

ここに来る方は、女性の方は、スカートをはいてこないでください。下からの空気で、、、。あと、ヒールを履くとずぼっといってしまう。

あと、フリアクはなく、スラブの上にラックを直置き、ボルトで固定。
ダクトみたいなところに、プラグインのものをつくって、ラックに引き込む。

全量外気モード、あつすぎて外気が使用出来ないときは、全量巡回モードを使用し、通常のデータセンターと同じ方式。
加湿、する、しない。
年間負荷の83%が外気で運用可能だと、試算。
条件を緩和すると、AllowableConditions 外気冷房効果があり、年間負荷 91%
年間を通して、ほとんど外気で出来ると考えている。

気を遣ってこだわっているのは、CFDシュミレーションによる配置検討。
よく室内でやりがちだけど、敷地全体、建物全体のマクロ環境。
理由として、建物の中はいいけど、建物と建物の間で変な風が吹いて圧力が変わったり、全体の空気の流れが変わったりすることもありうるので、全体で見ている。一つ一つの距離、間隔にすべてが意味がある。

年間PUEは1.20以下を目指す。
しかし、まだ、収容始めたばかりで立派なデータを出したいが今のところ出せない。
ということで、乞うご期待。

こねたとして、遊び心を取り入れている。


温室テラス。



北九州のセンターでは、廃熱を外に出すので、そのまま捨てるともったいないので、温室にして、暖房に使用、フルーツやパプリカなどを栽培している。 集光ダクトをつかって、昼間は太陽光を反射させて、内部にいれてみたり、雨水をためて、トイレの水にしてみたり。



データセンターでは電気ばかり使って環境に悪いことをしているというイメージがあるので、配慮して遊び心をもってやっている。


その先、、、さらなる進化



このデータセンターではYahoo!Japanの内部利用だけではなく、子会社であるIDCフロンティアが提供するデータセンターサービス、パブリッククラウドとしてのインフラとしても使う。外販用と内部利用とのハイブリッド。ebay, facebookさんとは少し違う。Equinixさんと合わさったような感じのハイブリッドのデータセンター。どちらかの環境に合わせないといけない。 内部利用のDCの究極はプレハブチックな簡易版では、売れないので...
同居させるのは限界があるので、外販用と内部用でわけるのではないかなと。見た目、スペックも変わるのではないか。
空調は入れないというセンターもあり得る。

棟単位の増床からよりインフィル型
さらにモジュールにして...

日本の電気料金は世界的に見ても、ハンデ。
いろいろとがんばってコストの限界に挑戦。

DCの工期は長い。着工して、10ヶ月〜1年とか。永杉。
コンテナDCみたいにぱっとかって、すぐに起きたい。しかし、コンテナは小さすぎる。
1年後を見据えるのは難しい。
今後は建物を建てるという考え方自体考えないといけない。
サーバを冷やさないといけないから、空調が必要。
逆に、冷やさなくても大丈夫なサーバや、もしくは、落ちても別のセンターでカバーできればいいよね的な、ことになっていくのではないか。。


 データセンター都市伝説:

田中: データセンター都市伝説という会。データセンターの都市伝説を明かしていこうという会で、ゲストの緑の方、赤色の方、虹色の方と3名をお招きしています。

■ 地下でつながっている?洞道

田中:データセンター都市伝説。電算センターを見ていたときに、拠点と拠点、電話局と電話局の間が実は、地下でつないでいるという話を聞いたことがある。この業界に入ってから、実際にあるんだと知ったんだけど、噂では、300km 〜 500kmとつながっているらしい。大阪で言うと、大阪市内〜堺までつながってる、東京〜横浜までつながっているという話をきいたんだけど、本当か明かしていただこうということで、緑の方に資料を用意していただいた。



A:右上にある写真が、共同溝という物で、直径5mぐらいあるもので、右下には下水管とか、電力ケーブルとか通信ケーブルとか収納している。ほぼ東京都内全域に大きな管が通っている。 車でどこにでもいけると。次に、大阪も同じような物で、赤色が完成、オレンジが工事しているもの。これも車でNTT局舎からずーっと、将来的には京都まで行けるのではないかなといわれている。この中を通っていくと非常におもしろく、いろいろなところにぶつかるようです。



A:洞道(とうどう)は3m〜5mのものをいう。東京で400km、日本全国で1000kmぐらい。現在の資料は古い。地下30mぐらいのところにある。大阪は淀川はすでに渡っている。隅田川を渡っている。企業秘密ではなく、国家秘密ではないかとおもいながら、しゃべっている。

田中:NTTのビルの地下にダイレクトにつながっているときいたけど、地下のエレベーターの押せない階を押すと、洞道の階にいけるらしいと聞いた。ビルに直結しているですか?

A:ビルに直結しています。いるようです。

田中:ここを潜っていくと、隣のデータセンターに行けちゃったりするんですか?

A:KDDIさんからNTTさんまでいけちゃいます。車でとおっていけるぐらい大きいです。

A: 千代田線は昔戦車が通れるという噂だった。皇居も。

■ 地下データセンター?

田中:地下のデータセンターを作るという話があったけど。聞くと緑の方が関わっていたとききますが。

A:噂だけど、鉱山だけど、入り口は、狭くて直径2mぐらいの広さで、トロッコで中にはいるとものすごく大きな空間。3.11の地震時も、中にいると全く揺れを感じなかった。非常に安全性が高い、アメリカのスパイ映画に出てきそうなデータセンターが作れるのではないかという気がする。

田中:日本には地下データセンターってあるんですか?
A:桜田門は地下にあると…いうような噂を聞いたことが昔ある。

A:東京駅の地下にもある(断言)。新幹線のホームのさらにしたに、昔の交換機がおいてあったところがデータセンターになっているはず。

田中:鉱山はなかなかまだない?

A:戦時中は軍事工場でつかわれていた。入り口が狭いけど中は広い。水がぽたぽた落ちてくる。まわりにはなにもなく、中には木電柱。照明用の線がぴろぴろとあっただけで、電気も通信も来ていない。

田中:天上が落ちてきたらDCはとして・・・

A: 釜石鉱山に三日間葬ったことがある。いろんなところに行った。地下水、水がぽたぽた、ぽたぽたおちた水がたまって、池になっている。地下水耕とか。温度は基本的にすごく涼しい。IDCFの山中さんもおっしゃっていたが、たしかにあそこだと何もしなくてもいいんじゃないかなという気になる。

田中:それなら、データセンターを冷やすならいいですよね。天井が落ちてきたら困りますけど。

■ 消火設備。ハロンガスを吸ったら?

田中:データセンター関連として、消火設備。この放送がなったら、外に出なさいとかあるけど、あの中にいたら、本当に窒息するのか?フロンがふいたらどうなるの?死ぬって都市伝説って気がするけど。

A:人によってちがうだろうけど、たいていの人は死にはしないと。気分が悪くなって倒れることはあるみたいですけど。死ぬことは無いと聞いている。

田中:中に入った人とかいるの?この中で、ハロンがふいている中に入ったって人はいますか?

参加者:窒素はある。

田中:ライターはつけられないけど、息は出来るというのはあるみたいですね。古いデータセンターはハロンはおおいみたいですね。ハロンは禁止されていたんじゃないかなとおもうんですけど、なぜ使えるんでしょうか?

A:禁止された関係でたくさん余っているらしいです。

田中:データセンターでは使えるの?

A:製造は出来ないですよ。データセンター用に使うことは出来る。使えるんですよね?製造出来ないから余っている物は使えるけど、使うと新しいのを探さないといけない。余りよろしくない。酸素濃度を18%を10%にすると、火が消える。人間は10%でも生きていける。一応死なないことになっている。

■ 電磁波を浴びると娘しかできない?

田中:角度をかえて、DCにはいるとき、電磁波をあまくって、子供が娘しかできないという話があるけど。それは、皆さん身をもって体験してらっしゃいますか?

A:うちは3人いるけど、一番上は長男がいる。でも、その頃コンピューターさわっていなかった。

田中:会場にきいてもいいんですけど、うちは息子がいなくて、娘だよという人はどれぐらい?サンプルが少なすぎて。。。社内では、確かにデータセンターに勤務するようになってから、娘しかうまれない。という話を聞く。 結局証せなかった。。

■ 3.11のとき、データセンターは止まらなかった?

田中:まじめな話として、3.11のとき、海外の方からデータセンターがとまったのではないか?と話があったが、当社や身の回りでとまったという話は知らない。各方面の方々、裏の指揮者の方とかしりませんか?

赤:重油がこなくて、データセンターが止まったわけではなく、自家発がとまったというのは、ちょっときいたことがある。

田中:自家発が動かなかった・・・?

赤:自家発は動いたんだけど、燃料が無くなってとまった。

田中:データセンターって、一応、ふれこみでは、契約していることになっているじゃないですか。優先供給契約って。あれって、どこまで有効なんですか?

赤:そんなの意味(ry (ぼそっ)

田中:ジョークで、業界で、タンクローリーもったらいいやんという話はあった。

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