title
わたしの日記は日々の出来事の鬱憤晴らしの毒だし日記がメインです。 相当病んでいます。くだを巻いています。許容出来る方のみのアクセスをお願いします。 また、この日記へのリンクは原則自由にして頂いても結構ですが、 写真への直リンクを張るのはご遠慮下さい。内容に関しては、一切保証致しません。
カテゴリ一覧 Network, Internet, IPv6, DC, NTT, Comp, Linux, Debian, FreeBSD, Windows, Server, Security, IRC, 大学, Neta, spam, , 生活, 遊び, Drive, TV, 仕事,
過去日記:





2017年08月18日(金) [晴れ]

[IPv6][Internet] 各通信事業者のWebサイトがどの程度IPv6 Onlyに対応しているサイトがどの程度あるか調べてみた

2000年過ぎから、我が家はIPv6 Onlyでも動くようにサイトを構築している。
そんななか、IPv6が当たり前の環境にいたが、いま、現状でどういう感じかと探ってみた。

昨今、IPoE(VNE)や、IPv6を標準に提供する元電力系ISP(auひかりone)、そして、Softbank光やnuro光など増えてきていること、 モバイル3社は2017年度中にIPv6導入することを発表している。
また、Appleは2015年6月より、アプリが IPv6 Only Networkに対応していることを 必須としているので、そのあたりも確認していきたい。

環境は、Windows 7 + Chrome 、IPv6 Onlyでアクセスする。
尚、GoogleやFacebookは、IPv4が無くとも全く困らないことをお伝えしておく。

ターゲットにしたWebサイトは、下記の通り。主要OSについては、OS Updateができるかも確認している。
DNS Cache ServerはGoogle Public DNSを使用している。Cache ServerがDualStackに対応していることがおそらく世の常なので、権威サーバーがIPv6トランスポートをもっているかどうかは対象としていない。

長いので、最初に結果を書いておく。

主要OS

Microsoft
Topページすらまともに表示できない。 画像やCSSなど外部サーバーでIPv4のみ。 supportやtechnetも繋がらない。 Windows UpdateはIPv6 Onlyでも動作した。 Apple
Apple Store(オンライン販売のページ)はまともに表示できない。 itunesはだめ。もちろん、AppStore(App側)もダメ。 アプリには対応を要求する割には....情けない。 apple.co.jp は www.apple.comにリダイレクトするだけの簡単な仕事なのにIPv6未対応。 なんで、これぐらい出来ないのかな?

日本国内携帯3社

NTTdocomo
www.nttdocomo.co.jp にほぼ集約されているのでコンテンツは閲覧可能。 だが、dpointや、mydocomoなど、IPv6非対応のため、使えない。 サービス紹介、エリア検索等については、サイトそのものは、同一FQDN内におさまっているのでおおよそOK エリア地図もGoogleサービスを使用しているため、表示可能。 Softbank
mysoftbankは非対応、ybbのリンクまでは行けるが、契約がらみでは非対応。 サービス紹介については、サイトそのものは、同一FQDN内におさまっているのでおおよそOK 対応エリア検索の地図はYahooJapanの外部を利用しており、こちらが非対応。 KDDI
Topページは見れるが正しく表示できない。 外部ドメインにCSS/画像などをとりに行くものの、サーバーがIPv6に非対応。 でも、そのほかダメ。AUのサイトに関してはそもそも非対応。 以前はau(www.au.kddi.com)も対応していたが、ドメイン変更に伴いアクセス不可。 IPv6でアクセスしていますといいながら、バナーが見えるだけでサイトとして機能していない。

IPoE VNE/主要ISP
※ IPoEに関しては、NTT東西より 申し込み受領された事業者を対象としており、サービス開始の有無については考慮していない。

NTT東西
フレッツサイトはIPv6に非対応 コーポーレートサイトはNTT東はAAAAが付与されているが、正しく応答しない、壊れた環境。 BBIX
何ら問題無いが検索窓がYahooに依存しておりNG JPNE
何ら問題無い Transix
何ら問題無い FreeBIT
何ら問題無いが、DTIは非対応 Biglobe
サイトは見れる。 ただし、入会サイトやアイドル、グラビアなどダメ。 メールのリンクなど表示されない。 そもそも認証系サイトがIPv4にしか対応していない。 AsahiNet
論外。AAAAすらついてない。 v6確認サイトのみ外部ドメインのサーバーで確認可能 OCN
完全アウト、まともに閲覧出来ない。KDDIと同レベルかそれ以上に論外。 その他メールなどもダメ。 OCN(Global IP Network)
さすがにこちらは大丈夫。 検索窓はNG IIJ/IIJMIO
問題無し Plala
全部対応、マイページ、WebメールなどもOK Nifty
非対応。AAAAすら無い So-net
www.so-net.ne.jpは対応しているが、 nuro.jpは非対応。www.so-net.ne.jp のSSLページは挙動が変でIPv6環境では正しく表示出来ない。

 主要OS:
 モバイル事業者 3社の対応状況:
 IPoE VNE/主要ISP:

もう、こちらは、ざくっと。結論から言うと、初期VNE3社および、IIJ/Plalaぐらいしかまともなサイトは無かった。 初期VNE事業者 3社は個人の手続きを対象としておらず、ローミングなど、ISP事業者にサービス紹介にとどまり、普通にDualStack化されている。しかし、ISPでいうと、IIJ/Plalaぐらいしかまともに動作していなかった。


 クラウド事業者/ホスティング事業者:

AWSについては、サービスとしてはIPv6に積極的に対応していると、 IPv6対応クラウドサービスワークショップ公言している。が、自Webサイトには未対応。

さくらインターネットは、IPv6推進していますとかいいながら、サイトはIPv6に非対応。
以前は対応していたのに、ころころとDC内ごろつきをしはじめてから、非対応になった。

今や、腐ったSaaSesで使われていた日本ラッドの IPアドレスまでのっとって、コーポレートサイトにつかっていてちょっとワロタ。元ライバルだったよね。 意味ありなかんじでIPアドレスを使っている。だが、IPv6には非対応。ウケる。
ちなみに、ここも 主要サービスすべてにIPv6対応していると、公言している。

$ host www.sakura.ad.jp
www.sakura.ad.jp is an alias for site-112800350116.gslb3.sakura.ne.jp.
site-112800350116.gslb3.sakura.ne.jp has address 163.43.24.70

 まとめ:

IPv6事業を積極的にやりますと宣言している事業者の多くは、WebサイトをIPv6対応にしているが、Topページがちゃんと閲覧出来ないところ、検索窓が動かないところが多く見受けられた。
また、最悪な例としては、直接サイトから絶対パスで呼び出す外部リンクの一部(主にCSSや画像、JavaScript等)の参照先サーバーが、IPv6にそもそも対応していないという悲しいことが発生。
中途半端なことをするぐらいなら、Reverse Proxyなどしかけて工夫すればよいのだが、一切ケアできていない。
ログインをしなければいけないなど、作り込んだサイトは仕方ないとしても、見せ方には工夫の余地がある。

少なくとも、サイトのコンテンツの一部(除外部サイトへのリンクや、別サービスのリンク)以外は、全部IPv6に対応させる必要がある。非常に優秀だと感じたのは、NTT東西フレッツネクストのIPoEサービスを始めるに当たって、名乗り出たVNE 3社の対応は素晴らしいとおもう。

また、IPv6アクセス時には、IPv6でアクセスしているとわかるようなロゴを掲載しているサイトは比較的まともな運用をされているように感じる。

[ コメントを読む(0) | コメントする ]

[Server] 昨年、なんちゃって大容量ストレージを作ったよ

本当はDL380 G8で2.5インチ 2TBのディスクを16本とかやりたかったのだけど、コストの問題で、DL180 G6で妥協。
ちょうどよいモノが出回っていたので、3台調達して、ディスクだけ入れ替え。
もちろん、冗長化電源、DualCPUなのでちょうどよさそう。

3台あるのは、1台部品取り用(どうやら故障品を引いてしまった様子)、2台の内1台はコールドスタンバイ機、すなわち予備ですね。
中古品なので、部品取りをした上、最終的に抜け殻になったので、ハードオフに処分をしにもっていきました。

奴らはバカなので、本体のホットスワップ電源ユニットを抜いて、ドライブベイを外してもっていくと、1台のなのに、分割して計算し始めました。 値段が全く付かなかったので、電源ユニットだけ持ち帰り冗長化電源の予備として確保しておくことに。
現行販売品であっても、古いですねー、の一言、動作確認もしません。
まともに動作確認や調べようともしないので、動くモノなどまともなモノを持ち込むのが間違いです。ゴミ捨て場です。 ちゃんと査定+評価するのであれば、こちらもそれなりの対応をします。

脱線からもどして、当初、調達した構成は、1TB x 8 が2セット、残り1セットは300G SAS x 6 の構成。 大量にSATA 1TBのHDDとSAS 300GBのディスクがあまりましたが、1TBのディスクは、カセットの要領で、テンポラリディスクとして転用します。 いわゆるアーカイブ保存用ですね。
DL180G6には、不具合が有り、PCIeにSmartArrayオプションをつけると、温度管理に不具合が生じて、FAN全開で回るというバグ。 これは、ファームウェアでも改善されないようで、困りました。
同じ問題を、 serverfult HP ProLiant DL180 G6 Fan Noise?というところに投稿が。組み合わせで発生する様子。また、PCIeに他のSASカードをつけて、miniSASで接続した場合も同様にこの問題が発生するので、ドライブベイのFANユニットの温度状態が正しくとれないのが原因では無いかと推測しています。

また、PCIeにカード類をさす場合とささない場合では、PCIe周りのBIOSが異なるようで、起動中になにかしら、ファームウェアの入れ替え作業を実施してるえるようなメッセージが表示されおり、このタイミングでうっかり電源が落ちると、BIOSが飛んだりして大変なことになりそうです。ってかマニュアルにも記載が見つけれなかったがいろいろと癖がありそう。

原因がわかったので、3台ある内のDL180から内蔵用のP410/512 FBWC コントローラー(内部接続専用)用を移植したら、FAN全開問題が解消さました。そして、RAID6ボリュームを作成。~これだけあると、構成がばらばらなので、PCIe接続用SmartArray、FBWC、メモリなどあるので、調整ができてちょうどよいですね。

構成は、Xeon 5640 + MEM 24GB + P410 + WD RED 4TB x 8(RAID6)で24TBストレージになりました。
ディスクは購入時は、1.5万円ほどでしたけが、その後値段が上がったのでよいタイミングで調達したと思います。6TB,8TBはGiga単価が高いこと、故障率が高いで、みんな4TBにいったんだとおもいます。

ある程度動いたので、Twitterに、 投稿



リツイート件数が892件いただきました。女子のお家のNASですよ。
892というと、Cisco 892FJがほしい(w

OS はFreeBSDでzfs+dedup採用です。dedupを使う場合、CPUにDiskIOをかなり消費します。
元々、このストレージはデータバックアップなので、snapshotを走らせ、一日一回データバックアップが裏で動くのですが、この際、dedupがあると、7〜8倍ぐらい入ります。その上で、圧縮ボリュームにしてます(以前の実績値)。圧縮を有効にすると、実際の容量とはかけ離れてきてしまうので、実際使っている容量がわかりづらくなります。さて、既存のDL120からデータをお引っ越ししようと、zfs sendを行おうとすると、40TBを超え、1Gbpsでは1週間ほどかかる見込み。実際に見えていない容量もあるので、計算上はもっとかかる可能性があります。
実際に転送をしてみると、転送先ではあまり、dedupが効かない感じ。。。まだ、最初の方だし仕方ないですかね。



また、今までの経験から、1Gbpsでは帯域が厳しく、10Gbpsに行くにもちょっと...と悩んでいたので、Link Aggregation(LACP/802.3ad)を採用しました。その上で、データ転送をしたら、ちゃんと2Gbps近く出ることもわかりました。
AxalaxAのスイッチとFreeBSDと組み合わせると、AlaxalAから来るトラフィックは、同一mac/ip/port であっても、リンクが分散してくれるようなので、よい実装です。帯域を使い切れますね。

転送元はほぼ、1Gbpsきっちり出てくれています。
が、なかなか終わりませんので、放置しましょう。

結局終わりそうにも無いので、古い不要になったsnapshotを消して少し軽くしてから、再度転送しようかとおもいます。
ちなみに、FANが全開で回ると、40Wぐらい消費電力が増えますが、負荷がさほど高くないときは、100〜120W前後程度で落ち着いています。
HBAの問題が解消されないと、ものすごいFANの音と、1kwhあたり、30円で計算すると、28.8Kwh、すなわち、864円程度電気代が値上がりすることになりますので、非常にシビアな問題です。

[ コメントを読む(0) | コメントする ]

Diary for 1 day(s)
Powered by hns HyperNikkiSystem Project




(c) Copyright 1998-2014 tomocha. All rights reserved.