機能としては,ファイルの分割DL,レジューム,ディレクトリ構想を再現したままダウンロード等でき,機能面では充実しているが,かなり不安定.Irvainそのものの不安定ならまだ許せるが,OSごと落ちてしまう模様.
当方の環境としては,ハードは異なる別々の環境2台で同じことをやってみたが,結果は同じ.
一台目は普段はノートラブルで月単位で稼働するサーバ(Windows2000Server + SP3 + IE6 Norton Antivirus Corprate Edition)でもう一台は普段作業に使っているクライアント (Windows 2000 Professional + SP2+ IE5.5 + Norton Antivirus Corprate Edition)である.
どのように終了するかと言えば,確実に,ブルースクリーン
STOP:0x00000050 (0xE313A745,0x00000001,0xBB282515,0x00000001) PAGE_FAULT_IN_NONPAGED_AREA *** Address BB282515 base at BB272000, DateStamp 233d90a2 - NAVAP.sysで落ちる模様。 マイクロソフトの 付録 B 停止エラーのトラブルシューティングより
通常の原因: ページ アウトしてはいけない領域でページ フォルトが発生しました。とあります.普段の場合は,ntsokrn.sys とかだとメモリとかのハード的な障害の可能性があるのですが,今回は,NAVAP.sys でしたので Sysmantec Norton Antivirus Corprate Edition(以下Antivirus)だと分かります.
停止エラー 0x00000050 に対処するには
5.アンチウイルス プログラムを無効にするかアンインストールします。
普通に使用する分には問題有りませんが,ISOイメージ600MB級を分割して同時にファイル8個DLさせますと,ブルースクリーンになる模様です.
また,Antivirusを無効にすると,ntfs.sysでおちました.
それだけではなく,Antivirusの動いているファイルサーバのドライブをネットワーク接続し,Antivirusの動いていない端末からネットワーク上のドライブに分割DLしてもサーバ側がブルースクリーンになりました.
Irvinの問題でもありそうですし,Antivirusの問題と考えられるが,これ以上の詳細は分かりませんでした.
この実験の後,ファイルサーバは何もなかったが,普段使っているクライアント側は,OSも起動出来なくなりました(涙)
しかも毎回違うエラーを吐き出してくれました(笑)
STOP:0x0000001A MEMORY_MANAGEMENT STOP:0x0000000A IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL STOP:0x0000007F UNEXPECTED_KERNEL_MODE_TRAP STOP:0x000000C5 A device driver has corrupted the executive memory poolとか…(;_;) 仕方なくOS再インストールするか.
アプリケーションはあまり入っていないため,再インストールは半日有れば完了出来ると思われる.
※参考URI エラー集