今年も参加したけど、余りおもしろいのは無かったかな。。。
とりあえずおきまりの写真を公開。
YAMAHAの無線LANとNICTのDAEDALUS、APCの新しいUPSと100G対応のルータなどが今回の個人的興味。
ということで、会場手前。
昔は全部広告がはいっていたのに、最近はHITACHI CABLEやJUNIPERぐらいしか出さないようだ。。
入場後2Fからの風景。
今年は事前申し込みをしておくとそのままバーコードが印刷されておりすぐに入場が可能でした。
まずは最初にYAMAHAのブースへいき、平野さんへおみやげ。
で、いろいろと今回の目玉を説明していただきました。
中国と専用線で接続し、VPNを張ると、50msec程度の品質で接続出来ますよという話。
通常のインターネット回線だと、180ms程度かかるので、高品質だというデモをされていました。
次に今回目玉の無線LANアクセスポイント X11
平野さん曰く、コンセプトは、次の通り。
- 無線の見える化
無線APの設置した場所で電波のチャネルの使用状況、干渉、SSIDなど使用状況、エラーなどをWebブラウザで見えるようにした。また、スナップショットをとって、問題があったとき無線の状況がわかるように、見えるようにする。 - 中小企業やSOHOなどに使ってもらう
- コンピュータが余りわからない人でもWebブラウザでみてわかるように
- 価格は10万円以下(ルータよりやすく出したい)
まあ、プリンタでトラブルを発生した場合、Web画面を見ればいくらか情報がわかるとおもうが、ベンダーを呼ぶような利用者にとっては全然魅力が無いだろうが、逆に導入業者がどのような状態にあったか、ネットワークの常態やスナップショットが簡単に見れると、保守をする側からして、なぜトラブルが起こったのかトラブルシュートがしやすくなるのではないかと思う。
あとは、ユーザが本当にWebをっみてwktkするかどうかはちょっと謎だ。
inSSIDerなどを使うようなユーザは余りうれしくないのかもしれませんが、それすら知らないようなユーザに興味を持ってもらいたいと説明していた。
FXCのブース
スイッチを見たところ、L3(スタック対応), IPv6, OSPFv3まで対応したスイッチが結構やすく30万円台。。
CLIもCiscoをかなり意識している感じで、お手頃。
やすくなったもんだなぁ。。。
DATAHOTEL SkeedSilverBullet
ステージでしゃべる伊勢さん、金子さん、綶澤さん(右から)。
対談中。
海外などとファイルを転送すると遅延が発生し、遅い。そこで、コンセプトはWAN高速化装置がなくても、ソフトウェアで実現しどこでも安価に使用できるようにしました。TCPだと遅延が発生すると、帯域が有効に使えない。また、十数年前に作られた技術で今のネットワーク時代には有効的に使用するのは難しい。かといって、TCPやUDPなどのプロトコルを開発すると、接続性など難しいため、UDPで実装し効率よくデータを送信するとのことです。UDPは到達性の保証がないので、そこはソフトウェアで実装し、確実に届くようにした。それによって、帯域を有効的に使用出来るようにした。また、ネットワークの帯域などを専有しないように共存を意識し、帯域制御も実装しました。
といった内容。結構咀嚼したので、ニュアンスが違えばご指摘ください。。
詳細については、 SkeedSilverBullet製品概要をご覧ください。
さて、次はNICTのブースにいき、DAEDALUSをいじりに行くことにしました。情報収集ですw。
最初に、NIRVANAとDAEDALUSの2つ。
NIRVANAは現在流れているトラフィックの可視化、nicterはダークネットからの不正パケットの検知、さらに攻撃パターンの分析などを行っています。DAEDALUSはnicterのサブコンポーネントで、nicterのダークネット観測網に基づくアラート機能、アラート可視化機能になるそうです。
NIRVANA
nicter, DAEDALUS
DAEDALUS
nicter
基本構成は、センサー <-unicast-> ゲート <-multicast-> 可視化/分析システムという構成で、nicter, NIRVANA, DAEDALUS共に変わらないそうです。NIRVANAとの違いは、大きく分析システムが無く、可視化するだけ。ということだそうです。なるべくセンサ、ゲートは共通化するようなコンポーネント構成にしているとか。
詳しくは、下記のURLに紹介されています。
nicter, 対サイバー攻撃アラートシステム “DAEDALUS”(ダイダロス)の外部展開を開始!, ネットワークリアルタイム可視化システムNIRVANAを参照。そういえば、NIRVANAについては、先日クラウドエキスポで展示されており、 日本ラッド NIRVANA Rappsとして販売されています。
さて、さて、ぐるぐる回っていたら、こんなの見つけてしまったww
「@H_Shinonome ともちゃさんやwwwダイダロスに挑むとはwww」
でかでかとスクリーンにうつっていて、びっくりしましたww
さて、次に、100Gが今回目玉のようで、AlaxalAが100G対応ルータを展示。
名前もネットワークの86だとか。日本人らしいネーミングですね!
TestCenterで100G出ているのを検証していました。
次に、APCのブースで、APCの新しいUPSを見てきました。
今回から液晶がついており、いろいろな情報がPowerCuteなしで見れるとか。
1.5KVAのUPS.
3KVAのUPSは、30Aの回路と20Aの回路、15Aの回路があるようで、以前より使い勝手が良くなっている気がします。
といっても、全体で3KVAを超えることは出来ませんが。。(実質2.xKVA程度)
ということで液晶の内容を紹介してみます。
最後にこんな物を頂いちゃいましたw
さて、OpenFlowなど一通り回った後は、オライリーのブースで本を買って帰るイベント。
先日、wakatono様が実践Metasploitの本を書いたと言うことだったので、Interopで買えば1割引で、且つ消費税かからないということで個々で買って帰りました(笑)
さて、撤収ということで、2Fから写真撮影。ぱしゃり。
あ、重要なことを忘れていた!
NOCの写真集です。
やっぱり、Interopは歩けば誰か知り合いが居ますねw。
全体を通して、今年は人が多かった割にはじんまりとしたかんじで、いつもほど活気がない感じがしました。
全体的にブースの数が狭く、通路が広かったようなきがしたのは、気のせいでしょうか。
やっぱり、ホットトピックスは毎年それほど続かないからかなぁ。
個人的にはOpenFlowがもっと盛り上がっているかなと思いましたが、おもったほど盛り上がっていませんでした。。